田舎風景を観ながらほっと一息
大人気の古民家カフェ特集、第3段。
外房 一宮町周辺の素敵な古民家カフェを紹介していますが、中には行列のできる店舗もあり、並んで入ってオーダーして食べるまで1時間弱かかる場合もあります。
店主が一人でキッチンもホールもすべてをこなしているお店もあるため、ある程度気持ちと時間に余裕をもって足をお運びください✨
また定休日以外にもお休みになることがよくあります。営業時間も「こどものお迎えがあるので●時~●時はクローズします」や「仕込みがなくなったので閉店します」ということはよくあることなので、営業日や営業時間もあらかじめチェックしてくださいね。
● furacoco
一宮町のお隣、睦沢町にあるカフェです。古い家屋をマスター自ら改装を重ね、今の姿になりました。
前に来た時とはずいぶん様子が変わっています。
カフェとアトリエ(ショップ)が併設されていて、ショップでは常設展示販売の他、作家さんの個展が開催されています。どちらも手の込んだ上質な作品ばかりで、見ていると溜息が出るほど幸せな気持ちになります。
美しさとぬくもりが同居した作品たちには、作り手の人間性が現れ、どちらも連れて帰りたくなるのですが、そこはある程度がまんをしながらゆっくりと時間を過ごします。
カフェメニューはプレート1種類(デザート付き)。素材の風味を最大限に活かした素朴な味わいなので、ゆっくり噛みしめながらいただきます。一見、女子的ボリュームかと思いきや、食べ終わる頃には意外と満たされています。
webショップもありますが、どれも人気でsold outが多いので、気長に待ちましょう。
● fato.cafe
一宮町のお隣、長生村にある人気のカフェで、日によっては開店待ちの列ができているほどです。
自分たちで畑を耕し野菜を育て、築100年以上の古民家を改装した店舗で、薬膳メニューを展開しています。漢方養生士、薬膳マイスターであるオーナーは、東京のカフェを閉店し移住してきましたが、自分で育てる手間をかける非合理さ、不便さの中に楽しみを見出したそうです。
定番の薬膳カレーにセットしたのはオーツミルク。ふんわり優しい素朴な味わいです。
レジ周辺に楚々と置かれた雑貨も、どれも優しい風合い。
女性客がわざわざ遠方から訪れるのも納得のお店です。
● Sweet & Peace
一宮町のお隣、茂原市にあるヴィーガンカフェです。
よくベジタリアンと混同されがちですが、ベジタリアンは「菜食主義者」の総称で、肉類、魚介類、卵、乳製品、はちみつを食べたり食べなかったりすることで、たくさんのグループに分かれます。
これに対してヴィーガンは「完全菜食主義者」とされ、上記動物性食品を避け、100%植物由来の食材しか口にしません。食事だけでなく生き方としても「動物実験された日用品を使わない」「毛皮や革製品を身につけない」など「食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方」が定義となるライフスタイルとなります。
こちらもすべてご自分たちで改装した古民家店舗です。
窓が大きく陽の光が差し込み、あたたかな店内です。
ヴィーガンメニューというと野菜ばかりで味気なく食べ応えもない、と思われがちですが、大豆ミートを使用したりしてガッツリな料理も楽しめます。
大豆ミートはから揚げになったりもしますが、よくできたもので、実際のから揚げに似た食感です。
ヴィーガンの方だけでなく、「ちょっと胃が重い…」「便秘気味…」なんて方はぜひ行ってみてください。とっても優しいオーナーが迎えてくれます。
どちらも、ほっこりお食事を楽しめるお店ばかりでとても女性に人気があるので、充分にお時間をとってお越しください。
房総へのショートトリップのついで、というよりは、👆のお店のためにわざわざ東京から来る人が絶えないという人気ぶりです。
いつもと違う非日常を味わいながら、豊かな時間をお過ごしいただけます。
次回も素敵な古民家店舗をご紹介します。お楽しみに。
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海あり山あり自然あふれるこの地で、ゆっくりと深呼吸してみませんか。